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1記事ごとに人格変わります。

ICTビジネスモデル発見&発表会で発表してきた

散文 日記

TED式プレゼン

ICTビジネス研究会というものがあって、そこが主催しているICTビジネスモデル発見&発表会に発表者として参加してきた。学校の授業の一部として半ば無理矢理参加することになったということもあり最初はいやいやだったが、活動するうちに楽しくなってプレゼンの本とか読んで対策までして挑んだ。結果は入賞できなかったが、まあ実力相応かなと思う。

今までの自分のプレゼン体験と言えば何かの研究報告や活動報告がほとんどだったのでTED式プレゼンと聞いて一から勉強した。スライドに対しての文字は少なめ、画像とトークをメインにというのを意識してスライドを作って発表した。デザインが得意な友人とチームを組んでスライドを作ったので、プレゼン自体の完成度や費やした時間に関しては今までの人生で一番多いと思う。だからこそ、制作過程での学びも多かった。

しかしながら、受賞したプレゼンを比較して考えて見ると、TED式プレゼンをしていた組の方が少ない。2人組で対談のように掛け合いながら発表した組と、あらかじめ作ってあったPV動画を流しながらナレーターの様に言葉を足していくタイプが最優秀賞を受賞した。その他のプレゼンもスライドに文字を詰め込んでカンペを見ながら発表するような形式だった。

あらためて発表会公式の資料を何点か見てみるとそこにはただ「プレゼン」としか書かれていない。「TED式プレゼン」と明記してあるのは大学が内部の生徒向けに作ったICTビジネスモデル発表会についての資料だけである。もしかしたら大学とICT研究会の間の連絡に齟齬があって、結果的にミスリードのような形になってしまったのかも知れない。もはや大学のせいで入賞できなかったといっても過言ではない(過言)。

 

 フィードバックの不足

また、審査員の方からは具体的な改善点などを指摘してもらうことができなかったので、若干消化不良な部分もある。発表会終了後に交流会なる場があったので審査委員長の方に改善点を伺ったのだが、そもそも俺が何の発表をしていたのかなかなか思い出してくれなかった上に、説明をしても思い出してくれたのかさえ微妙なところである。もう少し聴衆に強い印象を与えるような工夫をした方が良かったのかも知れない。実際、キャンパス部門で最優秀賞を獲得したチームはお面のようなものをつけて登場したので結構インパクトのある発表になっていた。

おそらく審査員はこういったインパクトの強くそこそこ優秀と思われる組だけをピックアップして、それ以外を足切りして審査をしている可能性が高い気がする。そうでもしないと、それぞれ7分の発表時間と30分の審査時間だけで参加した16組すべてのハンドアウトを読んで審査基準(なんと8つもある!)と照らし合わせて議論することはかなり難しいと思われるからだ。もしそうだとすれば俺のチームの、パワポでは核心的な部分だけを発表して発展・拡張的な部分はハンドアウトに任せた戦略は間違いだったことになる。画面見本は情報量が多すぎるからパワポにはのせないと判断したのは2日前のことだった。

大会そのもののバランスにも疑問が残る。自分はてっきり未完成のビジネスプランのみの発表の場となるのかと思っていたが、実際に動き出しているビジネスプランも参加していた。つまり、実際に成立しているビジネスプランと、未だ成立していないアイデアの段階のビジネスプランが同じ土俵で戦っていたのである。最優秀賞をとったのは結局既に2年間動いているビジネスだったが、既に動かしているビジネスならではのCMのようなクオリティの高い映像を流していた。そんなの強いに決まってるじゃないか……。

良かった点

ただ、もちろん全体としては良い経験になったと思える。自分たちのチームは約6週間で準備をしていて、それが心のどこかで言い訳のようになっていた。ゼミで何ヶ月も準備してる他大学に勝てなくてもしょうがないと。でも終わった後の交流会で1人で発表した某私大の1年生と話した際、どうやらその人は1週間で準備したらしいことがわかって衝撃だった。気持ちがかなり引き締まったし、おれもがんばらなければという気分になってきた。エネルギーもらいました!ってこういうことなのかな。

反省点

今回はまず6人チームで、週に一回90分しか会えず、4週間で(1次選考の書類審査があったため)アイデアを固めなければならなかったのが難しい点であった。
とにかく早くアイデアを固めなければという気持ちが先行してしまい、風呂敷を広げる段階が雑になってしまったと感じている。ここらへんの時期は少し俺が暴走気味だったかも知れない。 昔ちきりんが言っていた「ギリギリまで収束させないでおける能力」の必要性を実感した。
イデアが固まってきた段階から俺が独走状態になってしまい、チーム内でも
仕事をやるひとやらないひとが分かれてきた。今回のような短期のプロジェクトだと本当に日々最前線が変化し続けるので、それをメンバー全員が共有していなければならない。毎週現在の状況や議事録をevernoteで共有する形式にしていたが、仕事にあまり参加してくれないひとはこれもあんまり熱心に読んでくれなかったと思う。そうなるとどんどん悪循環に陥ってしまう。これについては何かにつけて俺が決断する前に全員に意見を聞く会議をその都度開ければ良かったのかもしれない。リーダーが即断するのはスピードは出るかも知れないけど各メンバーが自分は参加している・必要とされているという意識を持てなくなってしまうと思った(これは、仕事の分担にもその一因があるかもしれないが)。実際、何かにつけて全員で会議したほうが良いアイデアが出やすいのである。
プレゼンテーションに関してはスライドなどはある程度のクオリティに達することができたのではないかと思う。が、逆にプレゼンに時間をかけ過ぎたと考えている。結局はコンテンツが重要なのでさっきも書いたようにできるだけ多くの時間をアイデアを練ることに割くべきだった。プレゼンテーションを洗練させるよりまずアイデアを洗練させるべきだった。そんな当たり前のことに気づけたのが収穫だと思う。

ガー・レイノルズ シンプルプレゼン

ガー・レイノルズ シンプルプレゼン