こころに騙されないために

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こころに騙されないために

独学で心理学を学んでいます

「見た目で判断」してもいい!? 予知の心理学

心理学 読書

一般的には、「人は見た目で判断してはいけない」というのが定説になっていますよね。しかしながら、心理学における統計的な調査では、私たちが普段見た目で判断していることが実は正しいということが分かってきています。

そんなテーマを扱ったのが今回紹介するこの本。

  女性が男性にもとめる外見

例えば、女性は一般的に、左右対称の顔(イケメン)の男性を好きになりやすいですよね。実はこれは、科学的に考えても合理的だと考えられているそうです。普通男性の顔は多かれ少なかれ左右対称でない部分があると思いますが、これは、病気や怪我から生じる遺伝子異常や環境的なストレスなど、様々なストレス要因から生じています。逆に言えば、左右対称に近い顔を持つ男性は、それだけ様々なストレス要因に打ち勝てるような生理的能力の持ち主だと言うことです。
 
さらに、相手の家柄までも、会話をする際の相手の振る舞い方からある程度正確に予測することができるそうです。
社会的地位の高い家の出の被験者は、話をしていてもよそよそしく、時には無礼とも言える態度を取り、それに比べて、さほど高い階級ではない家の出の被験者は、相手に対して礼儀正しく、思いやりを示した。
これなんかは、アニメや漫画に出てくる貴族や貧乏人のイメージそのままですね……笑『花より男子』に出てくるF4なんかはまんまこのパターンです。つまり、お金持ちや家柄の良い男性を捕まえたいなら、最初は男性の態度に多少は合わせる心構えも必要ということかもしれませんね。

男性が女性にもとめる外見

男性が女性に求めるものと言えば、「ボンキュッボン」です。意外なことに、最初のボン(つまり、おっぱい)は生殖能力や授乳能力とは関係ないことが分かっています。

しかし、最後のキョッボン、つまりウエストとヒップのサイズは生存に大きく関わることが分かっています。男性が好むようなウエストが細く、ヒップが大きいという体型の女性の方が、生理も排卵も規則正しく、人工授精や体外受精での妊娠率もあがる傾向にあるそうです。

さらに、身もふたもないことに、ウエストが細くヒップが大きい女性はそうでない女性よりも認知能力が高い、つまり賢い子供を産むという研究もあるそうです。

 

他にも、犯罪を犯しやすい顔や、頭がいい人の話し方というものは心理統計学的には確かに存在し、しかも多くのひとが「なんとなく感覚で」・「見た目で判断」で言い当てられるそうです。

人間が自然と見た目で判断しているものには、心理学的にも確かに根拠があるものが多いんですね。

 

個人的には、おっぱいが生存能力に関係がないということに驚きました。生存・進化的にそれほど意味があるわけでもないおっぱいにこだわる男性が多いのは、やはりおっぱいをシンボルと捉えているからで、あくまで文化的な営みなんだなと思いました(?)。

 

 

本書ではさらに効率よく、心理学を活かして見た目で判断するためのポイント・練習方法などが載っています(例えば、高価なものばかり身につける男性は女遊びをしている傾向にある、などなど)。

婚活での相手選びやビジネスの交渉、営業前の情報収集などにも役立てられるかもしれません。

こういったメンタリズム的な心理学の本としては珍しく、参考文献や論文を詳しく記載していて、勉強にも使えるので、メンタリストや占い師・マジシャンなどを目指している方も必読です。

 

 

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