就活は、生まれた時から始まっていたのかもしれない
就職活動はアウトプット
じゃすぐ、面白いエピソードを今までの人生を回顧してみて浮かんでくるかっていったら、そんな浮かんでこないでしょ。これもうねえ、就活生にとっては酷な話かもしれませんけれども、(中略)平べったく過ごしたら、終わるよと。就活にさしかかってから焦って、やべえどうしようじゃ、もう間に合わねえんだぞと。だから就活っていうのは、就活にたどり着くまでが就活だと俺は思いますよ。
働かなくてもいい状況は人生のなかでも珍しい
小学生からできる就活(インプット)
財前:でも……ボク部活は野球部って決めているので神代:野球? 君は将来プロ野球選手になれる才能と実力があるのか?財前:プロだなんて…… それはないと思います神代:一流になれないもの目指してどうすんの そんなの無駄な努力だよ財前:一流になれなくても一生懸命頑張ることに価値があるんじゃないですか!神代:的外れなところで頑張ることに 価値なんてない! そんなもっともらしい一般論……堂々と吐いてるんじゃないよ 俺たちを失望させるな三田紀房『インベスターZ』1巻
僕はね小学校のころから、さっきも言ったけど自分の能力を思った通りに発揮できる体を作ろうと思ってずっと活動していましたし、
さらに学校の成績とかもすごく気になって、学校という小さい集団のなかで、私という個体が、点数で順位のつくテストというものでどのぐらいの順位にたどりつくのかということが僕にとっては就職活動のようなものだったんですよ。
それってすごい小さいパイだけれども、僕の中ではすごく重要で、どんなハコの中に入っても同じ競争をしているなかで高いポテンシャルを発揮する人としていかに成長するかということを考えて来てた。
だから僕はね、自慢するようなことでもないけれど、中学高校とずっと学年トップだった。成績が。
(中略)
さらに、スポーツもがんばって、自分の思った通りに動く体が出来上がってたので、大学に入って、今までやってきたことじゃない陸上競技ってものをスムーズに選べたんですよ。俺はこの種目だったら日本一になれるっていう強い意思を持って始められたんで。で、それで始めたもので本当に日本一をとれたと。これは多分小学校中学校高校から、小さな集団の中で自分の思う成績を出すにはどうしたらいいかっていうことを、常に考えて、それに必要な知識だったり、経験だったり技術だったりていうものを自分に身につけさせるっていう作業を、僕は日課にしていたんですよ。
(中略)
これは「就職活動」とは全く違うけれども、僕はもしかしたらそれが、自分の生業になるかもしれない、人生を助ける武器になるかもしれないと思ってそれを毎日続けてたんで。
「武井壮の考えるシューカツとは?」 シューカツの王 PODCAST vol.1 | シューカツの王 - TOKYO FM Podcasting
武井壮さんは、小学生のころから、どうやって生きるか、どのように稼ぐかを考えていたということです。
みなさんは、どのくらいの時期にこのような考え方に気づきましたか?
私が気づいたのは、就活が始まってからでした。しかしそれに気づいてからも、なかなか具体的な行動に移すことができませんでした。最近やっと自分を奮い立たせて、ブログの更新頻度を上げているくらいです。
現在就活中という方で、気づかなかった、なにもやってこなかった、という方は今すぐ始めましょう。一緒に頑張りましょう。
語れることが全くない状態で挑む就活は、本当に苦しいものになると思います。バイトやボランティア、インターンにとりあえず1回行ってみるだけでもある程度の材料は揃えられます。
1、2年生のまだ時間に余裕がある方は、サークルなどの団体に所属してみるのがいいと思います。1人でなにかやるより継続しやすくなると思います。私はたまたま学園祭実行委員会に入っていたので、就活で話せる材料は少なからずありました。学園祭実行委員会に入ってなかったらどうなってたろうかとたまに考えて、怖くなります。

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